「都合がいい女」が結局、愛されない理由
“都合のいい女”から抜け出そう
「付き合ってもらえないのに、Hをしてしまう」「彼女でもないのに、夜中に呼び出されたら、うれしくなって会いに行ってしまう」……そんな“都合のいい女”になっていませんか?
ここでは、好きな男性に“都合のいい女”にされてしまっている女性が、その状況から抜け出すための3つの方法を紹介します。
“都合のいい女”から抜け出したい人の多くは、「“相手”が変わって、自分を恋人にしたくなる」ことを望んでいます。その考えが根本的に間違っています。変わるべきなのは、相手ではなく、まずは“自分”なのです。その結果、相手の気持ちが変わることもあるかもしれません。
では、どのように変わればいいのでしょうか?
1:“都合の悪い女”になる
“都合のいい女”から抜け出すための、手っ取り早い方法を挙げるとすれば、「“都合の悪い女”になる」ことです。自分を都合よく扱っている相手に対して、「付き合ってくれないのであれば、もうHをしない!」と断言した方がいいですし、それでも相手にうまく言いくるめられてしまうのであれば、「付き合ってくれないのであれば、もう会わない!」と言って、距離を空けましょう。
その結果、彼から「だったら、付き合おうよ」と言ってもらえないのであれば、これから先、どんなに頑張ったところで、本命の彼女になれる可能性は低いでしょう。そんな不毛な関係に大切な時間をいつまで費やしますか?
“都合のいい女”になる時点で、彼は、あなたのことをナメています。そんな相手と本気で付き合いたいのであれば、まずは相手に、「彼女は、“都合のいい女”にしてはいけない人なんだ」と思わせないといけないのです。だったら、まずは、都合のいい関係をきっぱり切らないといけません。
更に言うと、彼にとって、「付き合わないと“都合の悪い女”」になることも大切です。厳しいことを言うと、彼にとって、“本命にしないといられないような女性”であれば、とっくに恋人にしてもらっていることでしょう。なぜなら、他の男性にとられては困るからです。
彼の「今は誰とも付き合う気がないから」なんて言葉は、信じてはいけませんよ? そんな人ほど、どストライクの好みの女性が現れると、さっさと付き合うものです。
「“都合のいい女”になる人は、魅力のない人だ」とはまでは言いませんが、相手にとって、何か“魅力が足りない”から、本命にしてもらえないことは、よくあることです。それは、「内面的な魅力(性格、優しさ、知性など)」であることもあれば、自分ではどうすることもできないような「若さ」や「ルックス」であることもあります。
もし、思い当たるものが、すぐに改善できる部分なのであれば、次に彼と会うときには、さらに魅力を増した状態になって、「付き合ってくれないのであれば、もう会わない!」と言えば、効果はあります。
逆に、努力だけではどうすることもできないようなことであれば、「そもそも本命になれる可能性は低い」ということをきちんと認識し、早めにそんな男性とは縁を切った方が、自分のためにもなるでしょう。
ただ、元も子もないことを言ってしまうと、その彼が足りないと思っている魅力が、“身持ちの固さ”であることもあります。「恋人にしなくても、Hをさせてくれる女性」に対して、男性は、言うなれば、“安く”見てしまうことも多いものです。だから、遊ばれてしまうのです。
本命の彼女にする女性の条件として、「身持ちの固さ」を求める男性は多いです。なぜなら、結婚後、妻が気軽にHをするような女性だったら、他の男との間に子供を作ってしまう(しかも、自分は気付かず、育てていく)可能性も出てくるからです。
だからこそ、付き合ってもいないのにHをするような女性に対して、実際はそうでなくても、「誰とでもHをする軽い女性なんだ。本命の彼女向きの人ではないな」という解釈をしてしまうことだってあるのです。
いくらあなたが「こんな関係を持つのは、あなたが初めてだから」と、気軽にHをする女性ではないことをアピールしたところで、このまま都合のいい関係を続けている限り、それを証明することはできません。だから、相手の認識を変えるためにも、今すぐにこんな不毛な関係はやめましょう。
次は、“都合のいい女”になっている女性が、意外と気付いていない欠点です。
2:相手に依存しない女になる
どうして相手が付き合ってくれないのに、ズルズルと都合のいい関係を続けてしまうのかというと、それは「相手に依存している」からです。
1人でも立っていられるような、精神的に自立した女性であれば、そんな自分を邪見に扱うような男性とは関わらないし、別れたところで引きずりません。逆を言えば、精神的にも肉体的にも依存しているから、都合のいい扱いをされても、相手から離れられないのです。
だから、“都合のいい女”から抜け出したければ、まずは、精神的に自立することは重要ですし、少なくとも、そんな自分を不幸せにするような“自分勝手な男”に依存しなくても、幸せに過ごせるようになった方がいいです。
世の中には、そんな自分を“都合よく扱う男”よりも、素敵な男性はたくさんいます。そういう男性を探した方が、心も体も満たされる、いい関係が築けることでしょう。
こんな不毛な関係のままつながっている必要があるほど、その男性がイイ男のわけはありません。なぜなら、自分のことを好きな女性を“都合のいい女”にするような、残念な男性だからです。
もし、きちんと物事を見られる女性であれば、たとえ「あなたを恋人にしたい」と言ってくれたとしても、恋人がいないときは、自分に寄ってくる女性を“都合のいい女”にするような非情な男性のことは、嫌だと思うでしょう。相手に対して失礼ですし、思いやりがないですしね。
それくらい残念な男性を、あなたはイイ男だと思い込んで、都合のいい関係を続けてしまっているのです。例えその人に社会的地位があろうが、お金持ちだろうが、イケメンだろうが、あなたの恋心を利用して、そんな扱いをするような男性は、最低な人です。
もし、そんなダメな男性にすがらないといられないのであれば、あなた自身に何かコンプレックスがあることにも気付いた方がいいでしょう。例えば、自分の社会的地位にコンプレックスがあるからこそ、エリート男性と関係を持つことで、「自分は価値のある人間なんだ」と言い聞かせようとする人もいます。
そのコンプレックスは、相手によって誤魔化すものではなく、自分の心と向き合い、解消すべきことです。そういう意味でも、自立しなくてはいけません。その劣等感を見て見ぬふりをして自分を誤魔化している限りは、いつまで経っても、“都合のいい女”から抜け出せないし、幸せにもなれないでしょう。
最後に紹介するのは、このコンプレックスともつながることです。
3:自分を大切にできる女になる
“都合のいい女”になってしまう女性は、プライドが足りません。「あなたに“都合のいい扱い”をするその男性は、失礼な人なのだ」ということを、きちんと認識しなくてはいけません。
本来は、都合よく扱われていい人なんていません。誰もが大切にされるべき存在です。だから、もし都合よく扱われたときは、「彼は、失礼な人なんだ」ということを、きちんと理解しましょう。
また、都合よく扱われたままでいる女性は、自分のことを大事にできていません。まずは自分が自分をきちんと愛せるようになることが大切です。
自分を愛するとは、「“ありのままの自分”を受け止め、成長を願う」ことです。「こんな欠点だらけの自分を愛せるはずがない」なんて言う人がいますが、あなたにどんな欠点があろうとも、自分を見放さないで、ありのまま受け止めることは、とても大切なことです。その上で、1歩1歩、成長していけばいいのです。
基本、自分を大切にしている人は、人に「大切に扱わないといけない人なんだ」と思わせるだけのオーラが漂ってくるものです。
逆に、自分を大切にできていない人は、どこか身なりにしても言動にしても投げやりな感じがあるので、人から軽く見られてしまうことが多いのです。だから、人に大切に扱われたければ、まずは自分を大切に扱わないといけないのです。
“都合のいい女”から彼女に昇格できることは、ほぼありません。100歩譲って、恋人になれたとしても、そんな女性を“都合のいい女”にするような男性と付き合ったところで、根本的に性格に難があるので、幸せにはなれないでしょう。
ハッキリ言ってしまえば、そんな男性と付き合っていても、時間の無駄です。今すぐに別れて、もっと自分が幸せになれることに時間と労力と愛情を使いましょうね。
恋愛ガイドより