「本当にいい人」が絶対にしない10のこと
「いい人」だと思っていたのに、実際は違っていた!なんてことは、意外とあるものです。いい人かどうかの判断をするためにも、「本当にいい人」が絶対にしない10のことを知っておくといいでしょう。
この行動をする人は、一見、素敵な人でも、「ニセ・いい人」かもしれませんよ?
1:自分より立場の弱い人にいばる
基本、いばる人は虚勢を張っています。自分を大きく見せて、自分の強さをアピールする人ほど、実際は「自分は弱い人間なのだ」というコンプレックスを抱いているものです。逆を言えば、本当に強い人ほど、腰が低いものなのです。
自分よりも立場の弱い人間に対して、無礼な態度をとる人は、「いい人」とは言えません。日常生活において、店員さんに偉そうな態度をとらないか、さらにタクシーの運転手さんに横柄な言動をしないか、は要チェックですよ!
2:自己中な言動ばかりする
自己中で、自分本位な言動ばかりする人は、人を振り回したり、不愉快にしたりします。でも、本人は自分の立場でしか物事を考えられないので、人に迷惑をかけていることすら気付かないことも多いのです。
例えば、自己中な性格で忙しい日々を送っている人は、自分のスケジュールに相手が合わせることばかり求めます。そんな人は、「仕事が忙しいのだから、仕方がない」という言い分を持っています。でも、それは自分の都合であり、相手の都合ではありません。
誰にでも1日24時間を平等に与えられているので、それをどのように使うかは、自分次第なのです。たとえ仕事が忙しくても、自分の意思で自分の時間を仕事に費やしているのだから、「自分の責任」でもあるのです。それが嫌なら、もっと時間に余裕のある仕事に転職することだってできるのです。
この「時間」を「お金」に置き換えてみてもいいでしょう。「時間がない」と嘆いている人は、与えられたお金を自分の意思で使っているにもかかわらず、被害者意識を持って、「お金がない」と言っているのと、そう変わらないのかもしれません。
もちろん仕事の環境によっては、自分の思い通りにならないことも多いでしょう。そんなときは自分の都合に合わせてくれる人に感謝の気持ちを持てるかどうかだけでも、随分、変わってきます。
逆を言えば、「相手は、忙しい自分の都合に合わせるのが当然」だという態度をとるような人は、「いい人」とはいえませんよ!
3:保身のために逃げる
自分のやったことにきちんと責任を持てるかどうかで、その人の人間力が問われるものです。そんなとき、人に責任を押し付けて逃げてしまう人は、弱い人間です。
むしろ部下に対して「私が責任をとるから、あなたは思う存分やってほしい」と言えるような上司は、「いい人」ですよね。でも、世の中には自分の責任すら、部下に押し付ける上司もいるので、困ったものです。
また「自分の発言」にきちんと責任をとれる人かどうかも重要です。感情に振り回されて、言うことがコロコロ変わるような人の発言は、真に受けるとダマされることもあるので、信用しない方がいいでしょう。
4:異性を弄ぶ
自分を好きになってくれた異性に対し、恋人にはしないけど肉体関係を求め、“都合のいい相手”にしたり、結婚しているのに、不倫をしたりする人は、自分の幸せのためであれば、平気で人を利用します。そんな人はどんなにカッコよくても、エリートであっても、「いい人」どころか「敵」だと思いましょう。
本来は、「人を幸せにしたい。喜ばせたい」と思える人が、「いい人」です。自分の快適さのために人を不幸にしている場合ではありません。こんなダメな人がいたときは、さっさと縁を切りましょうね。
5:パートナーを不安にさせる
本来、パートナーは、自分が守るべき大切な存在です。そんなパートナーを不安にさせても平気な人は、相手の立場に立って物事を考えられない人です。
例えば、メールや電話での連絡がマメではない人も多いもの。もちろん苦手な人もいるでしょう。それでも相手が不安になるほどにまでケアできない人は、思いやりのある人とはいえません。
またメールにきちんと返事をしない人もいます。もちろんメールの内容にもよりますが、相手が返事を求めているような内容なのに返事をしない場合は、ある意味「相手を無視している」ということであり、失礼な態度なのです。つまり、単に連絡下手なことだけが問題ではなく、「相手に対して思いやりや礼儀があるのか?」という話なのです。
パートナーを不安にさせないためにも、普段からきちんとコミュニケーションをとることは大切なこと。逆を言えば、きちんと意思疎通ができない人は、いい関係を築けないことが多く、パートナーは寂しい思いをさせられることが多いでしょう。
6:自分の意見ばかりを押し通す
相手の意見を聞けない人は、独りよがりな行動をしがちです。すべてが同じ価値観の人など存在しないし、生まれ育った環境が違うことで習慣や常識が違うこともあります。そういった違いを理解した上で、相手と自分の事情の「折り合いをきちんとつけられる人」でいるのは、人間関係において大切なことです。
自分の意見ばかりを押し通す人と付き合うと、パートナーが我慢せざるを得なくなり、ストレスがたまることが多いでしょう。だから、恋人選びのときは、きちんと折り合いを付けられる人かどうかは、要チェックですよ。
7:手に入らないものや失ったものに執着する
大人になれば、「いくらほしくても、手に入らないものがある」ことをきちんと理解することは重要です。それを分かっていない人が、恋愛においては、ストーカーになってしまうこともあります。
「こうでなければ、幸せになれない」と、こだわりの強すぎる人ほど、新たな幸せを掴めないまま、ずっと手に入らないものに執着し続けてしまいます。
世の中、何が起こるか分かりません。正社員でもリストラに遭うこともあれば、会社がつぶれることだってあります。そんなときも、気持ちを切り替えて、今、自分の持っている能力、環境を生かして、新たな仕事を手に入れられる人であれば、どんな状況でも楽しく過ごせます。そんな人をパートナーにした方が、幸せになれますよ!
8:裏表のある態度をとる
自分を偽り、人前では「いい人」を演じている人は意外といるものです。そんな人は、大事なことを分かっていません。人生はいつだって「自分との戦い」であることを。
人が自分をどう思おうが、自分が自分をきちんと認められるようになることの方が大切なのです。そんな“偽った自分”のことを誇れないですよね?
「バレなきゃいい」なんて思って、悪いことをしている人ほど、その醜い心が顔や雰囲気にも出てくるものです。また自分では気が付かなくても、意外と周りの人は気付いていることも多いものです。
人に評価されるためではなく、より“自分の好きな自分”になるために、自己を磨こうと思える人は、清々しい魅力があり、人を惹きつけます。そんな人は信じられるし、傍にいることで、自分自身も内面が磨かれるでしょう。
9:人や環境のせいにする
大人になっても、「自分がこんな性格になったのは、親のせいだ」なんて言ったり、自分が成功できない理由を社会の仕組みのせいにしたり、恋愛がうまくいかないのを、恋人や片思いの相手のせいにしたりする人がいます。自分を顧みて、反省し、改善(成長)しようとしない人は、ずっと同じ失敗を繰り返します。
もちろん自分だけのせいではなく、世の中には意地悪な人もいるし、理不尽な出来事もあるし、運の流れもあります。でも、同じような状況でもうまく乗り越えていける人もいます。その違いは、「知恵」と「人間力」と「積極性」なのです。
自分の置かれた状況に受け身の人は、トラブルを上手に切り抜けられないし、いつまでたっても、自分の環境、そして人生を変えることができません。自ら動いて、うまくいかない状況を打破できる人でありたいものですね。
10:人によって態度を変える
誰に対しても分け隔てなく付き合える人は、魅力的ですし、人から人気があります。恋愛においては特に、「美人ではない人や年配の人にも優しい人」なのかどうかは、見ておくといいでしょう。
人は「私だけに優しい人」を求めがちですが、そんな人は誤解をしています。本当に優しい人は、誰にでも優しいのです。誰に対しても思いやりを見せられる人こそが、本当の「いい人」ですよ!
いい人は、出世しやすい!
ここまで『「いい人」がしないこと』を10個紹介してきました。こういう行動をしない人は、人に好かれ、引き立てられることが多いので、出世することも多いでしょう。
もちろん挙げた10個のことを自分はしてしまっているのに、相手にはしないことを求めても、そんな人はあなたを選んでくれないでしょう。
だから、こういう「いい人」と縁を深めたければ、自分もこの10個のことをしないように気を付けましょうね。
恋愛ガイドより