「運命の人」との恋愛パターン
出会ってから後のことについて、お話ししたいと思います。少しスピリチュアルと呼ばれる分野の言葉も出てきます。
さて、運命の人と出会ったら、その後の人生はどうなるのでしょうか。
運命の人は「理想的」で補完関係にある
運命の人と出会うと、まず「こんなに理想的な人がいるなんて!」と驚きます。そして、自分に無いものを補ってくれる関係にあるので、仲がいい時には、驚くほどピッタリ!です。尊重し合い、互いにサポートできますが、喧嘩すると「理解」「共感」は非常に難しい関係です。
二人にとって、「大切なこと」「なりたい関係」は非常に似ています。つまり、「目標」は似ているものの、その目標に辿り着くための手法や、観点は、真逆のタイプと言ってもいいかもしれません。性格も驚くほど違います。
運命の人とは「結婚」するとは限らない
たった一人の「運命の人」と出会い、一生を共に過ごす人もいますが、運命の人とのパターンはいくつかあり、「結婚」には向かわない恋もあるようです。
・激しく惹かれ合いつつも、今生では人生を共にしない関係
・互いに惹かれ合い尊重し合い、今生で人生を共にしていく関係
この、どちらかであることが多いと思われます。どちらがいいとか悪いとか、どちらがホンモノで偽物ということでも無さそうです。前者をツインソウル、後者をソウルメイトという呼び方をする方もおられます。
記述はさまざまで、独断が多いようですので、あまり気にし過ぎず、納得のいく話だけを参考にすればいいのではないでしょうか。
運命の人は一人ではない
米国クリアサイト認定クレアボヤントでもあるチャネラーのKさんに体験取材をしたことがあります。いわゆる「ホンモノ」の方で、私の娘の名前も当てられました。
一番目の運命の彼と別れた直後でしたが、彼女に、遠い前世で二人はひとつの魂だったと言われました。でも、「魂は何度も、くっついたり離れたりを繰り返しているので、ツインソウルは、ひとりでは無いんですよ」とのことでした。
運命を感じた人との関係が悪化したら、「この人と別れたら、一生孤独だ」と不安に思うかもしれません。でも、どうしても上手くいかない場合(不倫など)、思い切って別れてみたら、次の運命の人に繋がれる可能性が出てくるはずです。私も、一番目の運命の彼と別れた後、孤独を感じていましたが、さらに理想的な運命の人、現在の夫と出会えました。
目に見えない話は、都合のいいように(自分が生きやすいように)解釈するのが一番だと思います。正しさを証明するのは不可能なのですから。
ぶっちゃけてしまうと、私は、出会った彼はすべて「運命の人」とも言えると思っています。「役割」が、それぞれ違うだけではないかと。そのなかでも、特に、心から愛し愛され、大きな学びをさせてくれるのが、「運命の人」と言えるのではないでしょうか。
運命の人に出会うと精神的に「大きく成長」する
何度も言いますが、私のお伝えする「運命の人」とは、自分を成長させてくれる人です。理想的ではありますが、お姫様のように扱ってくれる王子様ではありません。
太極図という図をご存じでしょうか。この図のように、ぴったり合わさるような関係だと言えます。自分のできないことを、相手は得意で、相手の欠点は、自分の長所だったりするのです。
「魂磨き」と表現する人もいるようですが、運命の人と出会うと、人間的に大きく成長します。「親に抑制され気づけなかった自分の本当の望み」に気づけたり、「理解できなかった考え」を理解できたり。それを繰り返していくうちに、思考や価値観が大きく変わり、心豊かになります。また、相手の人とは、これまでの人とはまったく別の次元で愛し合い、自身の存在価値を感じることができます。
つまり、新しい自分に生まれ変わることができるのです。
相手のことが好きでたまらないから、相手を理解しようとするのであって、その努力の結果、懐が深くなり、視野が広がり、人生や世界を俯瞰することができるのです。
運命の人とは、お互いの価値観や思考を理解してもらうために、たくさんぶつかります。でも、どれほどぶつかったとしても、相手に対して「わかって欲しい」と思う気持ち、「相手をわかろう」とする気持ち、どちらもあきらめることなく、持ち続けられるのも特徴です。
「運命の人」と付き合うには、自分としっかり向き合わなければなりません。でも、一度でも「運命の人」と深く愛し愛される経験ができれば、生きることを肯定でき、自分を愛しやすくなりますよ。
恋愛ガイドより